シミュレーション

20Q3.03B

FPGA の高速シリアルトランシーバ (5)

この連載もついに最終回です。前回は Xilinx の Transceiver Wizard で Aurora 64B/66B から送られてくる初期化シーケンスを受信するところまで見てきました。今回は初期化シーケンスを最後まで進め、データを送受信するところまでシミュレーションしてみます。 今回はデータの送信機能は実装せず、Xilinx のコアからのデータを受信するだけにとどめますが、入出力インタフェイスやクロック周りなどをしっかり実装すれば合成可能な実装に応用することもできます。前回の記事...
20Q3.03B

FPGA の高速シリアルトランシーバ (2)

連載2回目となりました。前回は FPGA 設計ツールはさわらずに、高速シリアルトランシーバに関する基本的なことがらを紹介しましたが、「習うより慣れろ」とか「百聞は一見にしかず」と申しますので、今回は難しい設計は一切やらずに、Xilinx の Aurora コアをぽちぽちっと生成して、シミュレーションで動かしてみることにしましょう。シミュレーションなので、トランシーバのポートを持った FPGA ボードがなくてもできますし、ボードをお持ちの方はちょっと手を加えれば実機で動かすこともそれほど難しくあ...
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4ビットカウンタでわかる FPGA のための論理回路 入門 (4)

みなさんこんにちは。このコースでは FPGA を使いこなすために理解しておきたい論理回路の基本について説明します。FPGA を使って開発しているけどハードウェアはよく分からないという方は、ぜひお付き合いください。 前回は、4ビットカウンタ回路を SystemVerilog で記述し、そのコードを Vivado を使って論理合成して結果を確認しました。今回は記述した4ビットカウンタ回路の挙動をシミュレーションで確認します。 今回の記事は、「シリアル通信で Hello, FPGA (3...
20Q1.07A

シリアル通信で Hello, FPGA (3)

実用的な回路の設計・実装と動作確認を通じて,ハードウェア記述言語 (HDL) を使った FPGA 上のディジタル回路の設計について学ぶコースの第3回です。 前回は、シリアル通信 (UART) による文字送信回路を設計し、HDL 記述を作成しました。この回路を実際に動かす前に、まずは論理シミュレーションを使って、正しく動作しそうであるかチェックしてみましょう。今回は、テストベンチの作成方法、および Vivado シミュレータで回路の動作を確認する方法を解説していきます。 テストベンチ...
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