BRAM 達人への道 (4) FIFO に使ってみる-非同期型2
前回からの続き 第3回では、非同期型の FIFO について2つの設計例を示しましたが、いずれも特定の条件下では有効に機能するが、万能ではない結果となってしまいました。今回はこれに対し改善を試みます。 アドレス交換法3 非常に安直な考え方ですが、前回説明のアドレス交換法1と2の両方の良いとこ取りという意味で、ハイブリッド型を考えてみます。アドレス交換法1と2とで異なるタイミングにて、一方のクロック系から他方のクロック系にアドレスを渡しあうわけですが、アドレス交換法1と2のタイミ...