そもそも「FPGA」って何なんですか? (4)
前回は、FPGA での処理は「いつ」「なにを」「どうする」だけではなく、「だれが」と「どこで」が必要という話をしました。また、言い換えれば、CPU はデータに対して処理を変えていくのに対し、FPGA は処理の連なりを作り、それにデータを流していきます。第4回では、この「処理の連なり」を作る方法について考えていきます。 いきなり登場、データフローグラフ! ここで現実の FPGA の世界とこれまでの回で説明してきた概念的な「小人さんの世界」との関係を対応付けしておきます。少し専門的な用...