OpenCL

21Q1.04A

HPC アプリを FPGA 上で加速! (2) CG 法の FPGA への移植

みなさん、こんにちは。広島市立大学の窪田です。1回目のブログでは、「HPC アプリを...」というタイトルにもかかわらず、Vitis の template しか扱いませんでしたが、今回は、HPC アプリとして連立一次方程式の求解法である CG 法を取り上げ FPGA 向けに移植する手順を説明します。通常の CPU で動作する逐次版と FPGA へ移植したバージョンを github から取得できるようにしています。C/C++ 言語のプログラムを最小限の変更で Xilinx の FPGA 向けに移...
20Q4.01A

Vitis を用いたアクセラレータの開発 (1) Vitisとは?

はじめまして。 AVNET 仲見です。ここでは XILINX 社が Release している統合開発環境の Vitis という Tool の概要、構築するための Flow についてご紹介いたします。 XILINX 社の Tool はどんなものがあるの? まずはじめに、XILINX 社が現在 Release している Tool について Hardware、Software のそれぞれの開発では以下が用意されています。 Hardware 開発 Vivado Design S...
20Q1.03B

AWS F1 で始めるサーバーサイド FPGA (5)

はじめに 連載の最終回となる今回は、ハードウェアを設計しない方にも理解しておいていただきたい、FPGA アクセラレータの性能に関する基本的な考え方を説明します。また、これを踏まえて前回の記事で動作させた Deflate アクセラレータの性能向上を図ってみます。 アクセラレータの鉄則 前回の記事では、Vitis ライブラリの Deflate アクセラレータを AWS F1 上で動かし、CPU と比べておよそ3.6倍の高速化を確認しました。確かに速くはなったのですが、FPGA を...
20Q1.05A

スーパーコンピュータでも使われ始めた FPGA (2)

このコースでは、スーパーコンピュータ (以下、ブログの文字数節約のために一般的に使われている略称「スパコン」を使います) にも FPGA が何故使われ始めたのか、FPGA をスパコンに使うことによって何ができるようになるのか、どのような技術的な面白さがあるのか等について紹介していきます。 第2回目のこの記事では、いよいよスパコンに FPGA がなぜ必要なのかを紹介していきます。 スパコン分野の研究者が注目する FPGA の3大要素 前回の記事で、スパコンのアクセラレータとし...
タイトルとURLをコピーしました