FPGA を用いた「組合せ問題」の高速計算(5)
前回は、最大クリーク問題専用 Dist アルゴリズムの FPGA 実装について述べました。 今回は、実装と性能評価の結果、および、このハードウェアの改良すべき点について述べ、連載を締めくくりたいと思います。 性能評価 実装結果 実装には、台湾の TUL 社製の XIL-ACCEL-RD-KU115 ボードを使用しました 。このボードには、Xilinx 社の Kintex Ultrascale KU115 が搭載されています。4096頂点、400万 エッジのグラフを処理可...